たとう紙、解説書付
新春色紙『一富士二鷹三茄子(部分)』 白隠慧鶴禅師 筆 (財)永青文庫 蔵 ◇仕様:色紙1枚/たとう紙・解説付 ◇寸法:縦27.2×横24.2cm ========================================= 白隠慧鶴(はくいんえかく)禅師が白隠と名乗ったのは34歳の時からと言われ、汚れのない真白い富士山のような世の中を作りたいと考えたのではないかという定説がある。 したがって白隠禅師は富士山そのものであります。 このおめでたい諺の発祥の地、駿河を拠点とした禅師がこのテーマで画をのこすのも自然なことである。 白眉で、ゆったりと稜線だけで描かれたにもかかわらず広大な威容を誇る富士山、存在感たっぷりに描かれた鷹の羽、三種の茄子と賛は新春から縁起の良い夢をみて頂けることと思います。 ========================================= 白隠慧鶴禅師(1685〜1768) 84歳で亡くなるまで持続した衰えを知らぬその向上心には感服するしかない。その一生はまさに直心堅固であった。 生地の沼津で生涯を過ごし、禅師の個性は訳一万点ともいわれる書画に端的にあらわれている。
京都からの逸品 アート和風館
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